ミツビシ悪化する

目つき悪ぅい (悶絶)

かろうじて床につけて歩けていたミツビシの前足、昨日歩かせてみたら浮かせてびっこに悪化してしまっていました。どうしたんだミツビシ。飛んだりはねたりしたわけじゃないのに。週末出勤のオットが帰ってきたら獣医さんに連れて行きます。ギブスミツビシになりそうな予感。

チンガポールで大昔、それこそ10年くらいまえ、オットが子猫を拾いまして、オマエにゃ育てられないと断言した俺が友達にあげまして、ネコなのにミッキーと名づけられたチビチビネコちゃんはめでたく友達の家の子になったのですが、ほどなくしてやんちゃが過ぎて4階から落ちて骨折。 ギブスになり、しかしそのギブスがきつすぎたらしく血行が滞りギブスをしていない手の先の部分、肉球が紫色になり怪しい汁が出て友達青くなって医者に急行!とゆーおっそろしいことになっていたのを目撃しているので、子猫&ギブスは、たいへん恐ろしいです。ミツビシ、おばちゃん、ギブスは苦手だわ!

ミッキーはその後ギブスをやりなおして無事に骨折も治ったんですけど友達が日本に一時帰国したときオットが自宅でミッキーを預かった際にうっかり開いてた6階の窓から飛び降りて地上を北方向に歩いていくのを目撃されたのを最後に行方不明になりました。友達には悪いことをしましたが、あれはそういうネコだったんだって言ってもらいました。その後この友達は凶猫とも呼べるおそろしい猫を飼ってやはり自宅から逃げられていますが現在は犬猫を引き取ってたのしく暮らしています。ネコは天下のまわりものだなあ。そうだオットは以前から、すでに動物を逃がす性質の片鱗を見せていたのな。台湾人の同級生のマルチーズを相当長いこと預かってたけどあのときは無事だったな。そういえばうちのこねさんを引き取ったこともあった、ばにさんがこねさんを攻撃してひどいことになってたとき。こねさんが新居にびびって家の中で隠れてしまって行方不明になって半狂乱になって探して結局3日後にソファの下で見つかってよかった!つってつれて帰ったんだった。冷静になってから「見つかったんならそのまま飼ってもらえばよかったんじゃん。なんでつれて帰ってきたんだ」と家族で顔を見合わせたっけ。ああ、こねさん、あのときずっとオットに飼わせてたら、ネコエイズなんかで死ななかったかもしれない… ミツビシのことを考えながら、記憶が飛びまくるのでした。過去のいろいろな経験を生かして、ミツビシを幸せにしてやらなくちゃ…!

りょーさんのミツビシを見つめる目がちょっと、変わってきた、と思いたい。ミツビシはクロネコチンのようにりょーをばかにしません。ケージに届くけど乱暴せずにピヨピヨ言いながらウロウロ見てるだけのりょーに、どこか甘えた声を出したりします。りょーはそれを昨日くらいから、不思議そうに見てます。ミツビシの足が治ったら、もっと豪快に接触させてみよう。ミツビシが野良になることはもうないから、犬に慣れさせても問題ないはず。

でもミツビシえらいよね。りょーだったらびっこなんて、歩くたびにひいひい言うだろうに、ミツビシはまだ赤ちゃんなのに、泣き言ひとつ言わないよ。ミツビシえらーい。