ビーチと十八王公廟

お弁当を持って海へ行きました!晴れてよかったよ。白砂湾のほうへ行くのかとばかり思っていたらオットが「野柳のほうへ行く」と宣言したのでそっちへ。結果的にひとがぜーんぜんいなくて快適でした!

山道を降りてすぐに通りかかったビーチに入りました。Haward Hotelだっけ、あの系列らしいんところ。シーズンオフは入場料がクルマ1台100元で、砂浜で遊んだりゴーカートに乗れたり(別料金?)オフロード小ジープみたいのに乗れたり(別料金?)するらしい。俺らは犬をビーチで遊ばせたかっただけなので砂浜があればなんでもいいやと。ビーチは汚れてたけど貸切で、思えばこれがビーチデビューな俺とりょーにはうってつけの場所でした。

秘技・犬連結

犬を連結にして遊ばせました。でもぜんぜん遊びやがらねえ。ウロウロしてるだけでとにかく暑そうで。せっかく来たのに!と憤慨した俺は波打ち際なら涼しいぞと誘導して、さらにそこらへんに転がっていたものを海へ投げてスキッピーを走らせるも
波打ち際ドキドキ!
ギャース
これを機にふたりは二度と波打ち際には近づこうとしなかったのでした。なにしに来たんだかあああああ

第一浜犬発見
いい子だったんだけど、連結されたりょーさんたちが圧倒的に不利で不憫でした。

岬も歩いたよ
火サスの世界だわ…

ランチをたいらげて、次の目的地は十八王公廟。メジャーなほうは海に近いところにあって、ちまきとかが名物でにぎやかです。そこじゃなく!台湾土狗に魅せられてから知った十八王公廟には、地上10メートル級のでっけー狗神の像があるって聞いてさ!写真で見たそれは耳がでっかくて超立派に土狗風でさ!絶対行きたくて!そしたらオットが「どうやらあのにぎわってるほうの十八王公の裏の山に、狗の像が建ってるらしい」という情報を入手!行ってみたらぜんぜん別の山道の入り口にそれらしい看板が!山道を走ることしばし、果たして我々がそこで見たものは!

犬世界の出世頭・十八王公狗!
よく見ると手前にさびねこさんがお座りされているのにも注目ですよ。すごいひとなつこくて超かわいかったの。ねこさんのサイズとお狗さまの像を比較してくれ。生で見るとかなりの迫力で感動した!内部が上れて、胸のところが展望台になっているらしい。入らなかったけど。

十八王公は18の神様という意味で、17人の海の遭難者(偉いひとたちだったらしい)プラス同じ船に乗った犬、で18。うろ覚えで悪いんだけど、たしかこの偉いひとたちプラス狗がなんかの任務でどっかに行くとき、すごい大昔だから船もすごい粗末で、嵐に遭って全員死んじゃったんだそうだ。で、狗が村に化けて出てどうのこうので、全員分の死体が陸に戻れたんだったっけかな…。というわけで死体でもとりあえず全員帰れたので、交通安全とかで崇められている神様だそうだよ。…ってなにこの説得力のない説明。

という話をりょー&スキッピーにして、犬社会広しといえども、神様にまでなっていまも民衆に大切にされているのは珍しいので、おまえらもあやかるようにと言って聞かせたのでした。なのに

帰りスキッピー
帰りりょー

ふたりとも寝すぎ。帰路は夢の中でした。