インドインドインド翌日

ホテルの朝ごはんからインド料理セレクションが超うまくて興奮。ヴァダという、米系の揚げドーナツと、サンバルという具だくさん野菜スープの組み合わせが神でした。フルーツと干しいちじく、プルーン&スライスしたアーモンドをシリアルに乗せてヨーグルトで食うのが俺のホテルの朝の定番なのでこっちももりもり食いました。うんこがもりもり出ました。 さあ、あと何日健康なうんこでいられるのでしょうか としみじみした心持で尻を拭く。ところでインドで食べた食べ物の写真はぜんぜんないよ。興味あるひとはぐぐってみてな!

市内観光をするのに、安全第一のオットがガイドなしのインド歩きに難色を示したので、ツアーデスクに参加できるツアーがあるか聞きに行った。 すんげえ値段に顔をしかめてしまったよ。地球の歩き方だのロンリープラネットだの、事前に仕入れた情報がバックパッカー用と偏っていることを鑑みても、泊まってるホテルにぼられている気がするのは気分悪い。エアポートピックアップにしても普通にクルマを予約する倍取ってるし。

なので通りを挟んだ向こう側にある、KTDCとゆう政府の観光インフォメーションセンターみたいなところへ行きました。バックパッカーも御用達なこの手のインフォセンターがオファーするツアーは、なんとゼロ1個少なかったよ! 政府系(一応)なのでオットも安心。次の日の午後のヴィレッジ見学バックウォーターツアーの予約をしました。ダウンタウンからクルマで1時間ちょいのところの村へ行き、小さなカヌーに乗って、カナルをのんびり行く半日コース。ひとり350ルピーなり。1ルピーはおよそ1新台幣

市内観光はじゅうぶん歩けますよーというKTDCのひとの言葉で、地元のひとが使用するフェリーに乗ってウェリントンを越え、フォートコーチン&マッタンチェリー地区へ。フェリーはひとり2.5ルピーという驚きのお値段。やしー!

フェリー

ちなみにタイでいうトゥクトゥク、インドのオートリクシャーは、エルナクラム地区に限って言えば、5分程度の距離は外国人価格で20ルピーってとこでした。リクシャーをチャーターしないかと持ちかけられ、日差しが強かったので観光地全部めぐって100ルピーで契約。ホントは50だろってかんじだったけど値切って後でもめるとめんどくさいから100で。

リクシャー

フォートコーチン&マッタンチェリー地区にはコロニアル時代の古い教会や町並みが残ってます。美しいよー。ガイドブックには、観光地の寺や教会で頼んでもないのに説明を始める押し売りガイドに気をつけろみたいな記事が多かったんだけど、ここではそんなうざったいやつはいませんでした。教会のスタッフみたいなひとが勝手にしゃべってて、最後に教会や外人墓地のメンテナンスに寄付をお願いしますってドネーションボックスを示す、ってことはあったけど。入場無料だし、すばらしいものを見せてもらったので喜んでいくらか払わせてもらったよ。

St.Francis church 外観

うつくしすぐる!

ここであのバスコダガマが死んだのさ

チャイニーズフィッシングネット

ほんとに魚取れてた。でも取れた魚はうだるような天気の中、パラソルの下で氷もなく売られていたので買いませんよう。買わないのに漁師のおっちゃんらは「もっと近くで見ろ!見に来い!」とうるさいです。近くに行ったらお金取られるのかと思ったらそうでもないみたいだった。サービス精神なだけかぁ。この町のひと、なんかみんないいひとなんだよねえ…

うし!念願のうし!

ユダヤ人街
今はおみやげ物屋ばっかりだよ

半日で回れると思ったら長引いてしまったのでそのへんでランチをと思ったら、例によってオットが衛生面を心配するので、外国人御用達の水辺のレストランでランチしました。野菜カレーと魚カレーと、ブリヤニ(米)とチャパティ(米系の薄いクレープみたいなの)を食べたよ。チャパティは庶民の味で安ーいものなので、ナンやロティが主流のチンガポールではお目にかかれず、インドで初挑戦だった。薄かった。粉っぽかった。感想はそれだけさ。

こんなとこ
かもめのかわりにカラスがいるの

カラス多かったなあ。このレストランも店名「Seagul」(かもめ)っつーのに見えんのカラスばっかだもん。

帰りのフェリーエンジン丸出し

夕方ホテルに戻って、一休みしてからエルナクラム地区の目抜き通り、マハトマ・ガンディ・ロード(通称MGロード)に行きました。アーユルベディックマッサージを探していたんだけど(泊まったホテルのは潰れてた)、住所を頼りに行ってみたら男性専用だったり(インドでは男女の区別がいまだに明確。フェリーチケットも窓口が男女別に分かれてる)、オットが油マッサージに恐れをなしたりで結局やめてごはんにすることに。

どっかホテルを探して歩いていたら、現地のひとでにぎわっているローカルなお店があったので入ったよ。ゼロひとつ違った。しかもおいしかった!ビールなかったけど。席についてオーダーをしてもフォークとスプーンが来なかったので、まさか手で食わせる店なのかなと非常に緊張していましたら、頼んだごはんに刺さって出てきました。ああよかった。インドは普通のお店も衛生的です。少なくとも見た目は。全体的に、台湾よりはるかにきれいだよ!目の錯覚か?!そんなはずないわ!だってお店のひとも身なりはきちんとしているもの。台湾負けてた!

オットがレモンライスというのを頼みました。観光のときにリキシャーのドライバーがレモンバームの木を教えてくれたの(なんだか植物に強いドライバーだった)。そのレモンバームと一緒に炒めてあるらしい、レモンの香り漂うおもしろいごはんでした。塩味も強くてすぐ飽きたけど。

この日は夕焼けがきれいだった!

つーかぜんぜん乞食がいないのですが。取り囲まれたりするんじゃなかったんですか?腹巻ベルト財布も買ったのにパッケージを開けてもいないことに愕然とする。いいことだけども。