尿漏れ道・邁進編

爪切りだけに行く近所のF医院へ。ここの先生は女医さんでお若いが頼もしいです。でも以前別の男医者がりょーの皮膚病に変な見立てをしたのでそれ以来爪切りでしか行ってない。女医さんは勉強熱心な様子なので尿漏れについてなんか知ってねーか爪切りついでに伺ったら、意外と情報をお持ちでした。以下がまとめ。

■ 現状:

  • 若い犬に見られても、尿漏れは加齢によるもの。
  • 直接の原因は括約筋(?)の緩み。これはメス犬によく見られる老化現象。
  • 膀胱が大きいほどなりやすい。つまり大型犬に多い。
  • 膀胱が大きく膨らむ→その状態を保つため周りの筋肉を使う→老化で筋肉の緊張が緩む→失禁。
  • 現状では膀胱の膨張で膀胱の壁とその周囲の筋肉が薄くなっている状態。

■ 対策:

  • 膀胱を膨らまさないようにする!

 就寝時の尿漏れなので、就寝前に排尿させ、夜間の水分摂取を控えさせる

  • 投薬。PPAという、ダイエットに使われる薬が筋肉収縮に効果がある。

 太目の犬ならいいけど、痩せてる犬には勧めない。心臓や脳への副作用も心配。

  • 外科手術。膀胱周辺の筋肉を引っ張り上げて固定するもの。リフティングですね。

筋肉の緩みが原因なら、運動量増やしたら効果ありますかねと訊いたら微妙な顔してた。ストレスとか外的要因ではないらしい。あくまで老化とのこと。いくら若いっつっても日々確実に衰えているということだね。どこの筋肉がもともと弱いかとか、衰えやすいかとか、膀胱のキャパとかは個体差あるから、「体質」だって。尿漏れで死にゃーしないし、冬になれば落ち着くって言われたし、気長に行こ。

あー、尿の持ちがいいのはりょーさんの長所だと思っていたら、実は膀胱に無理をさせてしまっていたんだね。ごめんね。無理やりにでも台風でも、外に連れ出しておしっこさせてればよかったかもね。もう遅いかもしれないけど、せいぜい筋肉増強を図りましょう。効果ないかもしんないけど、やんないよりはいいだろう。あとこれからおしっこしたらおやつでもあげて褒め倒そう。そして家でもおやつほしさにおしっこするようにしよう。膀胱膨らまさないキャンペーンを実施する。同時に全身運動で筋力強化を図る。

それにしてもちゃんとアドバイスをくれてありがたかったです。方針が立てられると士気も上がるってもんよ。