ノバちゃん VS クロネコチン

朝から工人が来てたんだけど。連中が帰ったあと… ノバがいないんだよ。呼んでも探してもいない。

工人が来てたとき、あたしはむーと下の階にいて担当者が工人と打ち合わせしてたから、彼らの窓の開け閉めを、注意して見てなかったんですよ…。
むーをおんぶにして家を出て、ノバちゃん!ノバちゃあああああん!と叫んで歩き回り。でもどこからも返事がなく。家の裏から出たかもと裏にまわって、川のでっかい岩の転がってるあたりに、ノバちゃん!と叫んでいたら、岩の間からノバがひょっこり現れた。まん丸い目できょとーんとこっちを見るから、つい、ノバ!!!(怒)と叫んでしまった。逃げるノバ。あああああ。ススキの向こうに見えなくなってしまった。

きっと急に外に出て、興奮してあんなところに行っちゃったんだ。だって川なんか、普通のネコは行かない。落ち着いたら不安になって帰ってくるだろうけど、運悪くオスネコに見つかっていじめられて逃げて迷子になって帰れなくなったら? クロネコチンだってノバを見たら襲うだろうから、家に入るまで放っておくわけにいかない。むーの昼ごはんもまだだし、むー連れて川に降りられないし、どうしよう… と悩み、結局家に戻って、車庫のシャッターを少し開けて、裏の勝手口も開けて中から見えるようにしてノバが逃げ込めるようにして、とりあえずごはん食お… と遅くなった昼ごはんを乗せたお盆を持ってリビングに戻ったら

「ニャーン」

   。 。
  / / ポーン!
( Д )

いなすったよ!

じゃああれ誰だよ?!

クロネコチン様だろうよ!

川でなにしてんだ彼女…。昨日の夜はまた子ネズミ持ち帰って自慢しながら食ってたし、京都が来なくなって1週間(京都、死んだのかも)、クロネコチン様がなんだか余裕を増して活動的になっておられるなーとは思ってたけど、その活動の舞台が川にまで及んでいるとは… しかもこの寒空によ。すげー。いまだ衰えない。おみそれした。それに比べてノバのやつ、あんなに呼んでたんだから来いよ!!!

でもまあノバが無事でよかったです。ホント肝冷えた。落ち着かなきゃだめだなあ…。

ノバとクロネコチンを間違えたことはなかったので、それもちょっとショックでした。間違えちゃったなあ…。自信なくなった…(なんのだ)