あ、もう8月か…。

そしてまた息子は新たな月齢のスタートを迎えるにあたり爆進化で俺を絶句させるのでした。もう、キミ誰?状態。そして知る「あ、もう◯月か…」

 話せば長い
息子の1歳7ヶ月は飛行機で幕を開けました。飛行機が好きすぎて親ながら引きます。もう日々ドン引き。「交通工具」っつーでかい絵本みたいな、クルマとか船とか電車とか飛行機とか重機とかの写真が載ってる本があるんですけどそれがお気に入りで、メシ食っててもちょっと退屈すると読まされる。それも飛行機のページだけを。そんで解説をさせられる。共感を強要される。マジで日に100回とかザラ。暗記クイズもさせられる。覚える気ねえくせによ!(はっ、つい言葉が荒くなってしまった…でもそれくらいしつこいんで!!!)

同じ本の、日常よく目にするクルマたちの暗記はいいかんじで進んでたんですけど、飛行機熱が高じて飛行機のページしかめくらせてくれなくなってしまったので頓挫しました。オット(出張中)を驚かせたくて気合入れて仕込んだ渾身の新ネタだったのに残念… 思うように行きませんな、育児。でもまあちょっと前までは、一定のルールのあるお遊びが成立するとか夢のまた夢だったことを思うと、子供の成長ってえらいはやいですなあ。会話とかそこそこ成り立つもんなあ。本人もそれがおもしろいらしく外交的になってきた。通じ合えるのがうれしいらしい。そりゃそうだろうなあ。

で、あんまりにも飛行機が好きで飛行機漬けの毎日、どんなに小さい飛行機も見逃さない、飛行機のためならなんでもやるイキオイなのでついからかってみたくなり「むーあんた実はもう飛行機って言えんじゃね?言ってみなよ。ひーこーうーき。はいっ」と振ったら、真顔で息を吸い込み一瞬口を開き、しかし次の瞬間なぜか満面の照れ笑いでごまかされたんですよね… 「アハッ、ムリムリ。つい乗せられかけたけど」みたいな顔されたんですけど、あれなんだったんだろ。きもちわりいな。以前暗記練習中にダレダレでやさぐれながら「これは自転車でえーす(この日既に数十回目)。自転車って言ってみな!じてんしゃ!はいっ」て超投げやりに振ったときは「じー…え…ちゃ…」って一応発音しかけて、でもどんどん声が小さくなって、最後にやはり照れ笑いをしていた。いい線いってたのでもっと言わせようとしたらもう言わなかった。なに考えてんだろ1歳7ヶ月。

つーか「◯歳◯ヶ月までしゃべれないふりをしていること。神様との約束」みたいな決め事があんのかもね…。きもちわるいですね。赤子というのはミステリアスな存在ですよねえ。