ネコはなぜ紙に乗るのか

ネコは紙に乗るものです。紙を広げるという行為は、ネコ様に乗ってくださいと言っているようなものです。

でも息子はそれをよしとしません。毎回バトル。








まあバトルといってもむーの一人相撲ですけどね。 「このネコなんとかしろー!」と息子は怒るわけです。でも俺としてはねえ。じべたで紙なんかおっ広げるオマエがわるいんだよってもんでねえ。 「うん…それはあのー…本能みたいなもんなんだよねえ…」と歯切れの悪い受け答えをするしかないわけです母として下僕として…。でもまあ一応自体の収束を図るため「ノバちゃんに乗られたくないんなら、テーブルの上でお絵描きすればいいじゃん」と年配者ならではのアドバイスをするわけです。

それもそうかと従う息子。このへん彼は冷静です。ま、その後もノバは付け入る隙を付け狙っているんですけどね。

  ※また別の日
 ノバちゃんどーいーてー
 見てる
 見てる

こんなふーにね。

ノバは息子のしつけに非常に役立っています。むーが片付けをしたくない気分のときも、「別にいいよ片付けなくても。ノバちゃんにいたずらされてもいいならね」とひとこと言えばハッとして「だいじだいじ…」と片付けを始めるのです。ノバさまさま。実際、ちょっとお絵描き用のペンを放置しただけでノバはそれをチョイチョイいじりに来て、それを見るとむー(神経質)は悲痛なかんじで叫ぶので、むー的に気が抜けないのです。助かってるよ〜

なんかノバVS息子ばっかですね。りょーもいますよ。りょーはいい子です。最近息子が魔の2歳DE地雷男なもんで、りょーがとばっちり食ってます。俺は悪い飼い主だ。りょーがいい子だから、いつもあたしの顔色を見て控えめに控えめにしてくれているから、りょーにしわ寄せがいきまくっている。余裕のあるときに客観的になればそれがわかるのに、疲れてたりむーの無理難題に付き合ってるときはりょーにまで気が回らなくて、イライラしてるあたしにりょーはいつも怯えてる。あたしがむーにイライラしてても、りょーはそれを敏感に感じ取ってテーブルの下に逃げてしまうの。それ見ると胸が痛む。りょーを起こってるんじゃないのに。でもそんなりょーを見たからって、急にヘラヘラできないじゃん、むーの手前。そういうのをりょーに我慢させてる。悪いと思ってるんだけど…。

りょーももう若くないし、彼女の老後を考えると、はやくふたりめ生まなきゃってホント思う。魔の2歳抱えて、頼れる実家も義実家もなく、母子家庭状態では、なかなか思うようにはいかなくてね…

むーを幼稚園にブチ込めば、いろいろ平和裏に解決するんだろうけど。幼稚園問題に関しては、「まだいける」と「もうダメだ」が順番にやってきて、自分でも結論が出せない。むーがあまりしゃべれないっていうのもある。しゃべれないのに急に対多数の環境に放り込むのは安全面でどうなのか、ちょっと踏ん切りがつかない。逆にあんまりしゃべれないうちに幼稚園に入れたほうが子が順応しやすいって説もあり、それもそうだと思うけど…。特にむーは体はでかいけど押しが弱くてかなりおとなしいほうだから、急に競争しろって言って優位に立てるタイプじゃないし。たとえばむーみたいな犬を飼っているとして、開放式のペットホテルか犬の安親班に入れることに躊躇する、そんなかんじ。そしてそれは、急を要するものでもないのだ。だーかーらーねー。でもオットはあまりにも家にいないので、たまの休日でも彼にむーを託して外出とかも不安でムリで、ひとりの時間がないことへの物理的な限界もすでにあり、この先ずっとこのままやっていく自信もないんだよねー。どーなることですかね。ちなみに美容院はもう1年行ってません。歯医者も途中で行けなくなりました。人間ドックも行きたいです。こういうのがつらいです。行きたい。でも行けない。なんかあったときどうしようもない。どうにもできない。生むまで知らなかったよ、こんなことになるなんて。

そんな状況ですからもう飲むしかないですわ。めんどくせえ魔の2歳な息子なんですけど、体がおおきくなったからか、最近夜はちょっとやそっとじゃ起きなくなってて、おかげで深酒しちゃってまいっちんぐ。犬猫晩酌で日々の英気を養っています。あまりの不運続きにしばらく断酒してたんで、断酒後の飲みで空前絶後のリバウンドも経験しつつ、今日も安ワイン&子供チーズでノバを撫でりょーに甘い言葉をかける深夜。こんなんでもなきゃやってらんねえ…