日本で出会ったペットのみんな〜また会えるといいね〜 (小倉久寛の声で)

 実家ネコなおちん
画像は地震に目を見開くなおちんさん。見開きすぎ。久しぶりに会うと彼女の目がでかすぎでびびる。頭蓋骨はどうなっているのかしら…。なおちんは人間ならたぶん少なくともハロプロレベルのアイドルな逸材なんだけど、残念なことに太ってた。むーはクールでドライななおちんを崇拝していた。呼び捨てだったけど。クールでドライだけどソファで寝転がって本読んでたら股間をまくらに寝てくれた。なおちんの超ツンデレ超健在もえー。

 偶然台湾に縁のあった恩師の愛犬、ルカちゃん。ルカちゃんは被災犬で、福島から来たの。まだ2歳。震災の直後に預かり依頼が来て引き受けたそうで、混乱の前に新しいおうちに来られたのはラッキーだったと思う。最初は預りだったんだけど、いまだに飼い主さんは仮設住宅にお住まいで、飼い主さんのご自宅は立ち入り禁止区域でご自宅に帰れる目処がまったく立たないということで、預かりから引き取りにチェンジしてこの1月に登録も済ませたという話。ご覧のとおりの美人だし、すっごいおとなしいいい子!あんなおとなしい飼い犬をわたくしは初めて見ました。彼女がはっちゃけるところが想像できない、そんなおとなし〜い子で、心底びっくりした。きっと間違えて犬に生まれてきたんだと思う。シェルティーの毛皮を着たたばこ屋のおばあちゃんというかんじなのです。想像できないでしょ?


父方の祖父母のネコ、ヒロ。いま風の名前ですが16歳。オスなので「ヒーロー」を縮めてヒロなの。1年半ぶりに会って、ちょっと痩せたなあと思ったけど、毛皮はピカピカだし、来客好きだそうで部屋を出たり入ったり元気にしてた。むーはネコ好きなので距離を保ってヒロヒロと慕って、ヒロも子供はちょっとなあというかんじで警戒しつつもずっと同じ部屋にいて近くで寝そべっていて、楽しかった。なのにまさかこの写真撮った4日後に死んじゃうなんて誰が思いましょう…。急に食べなくなって、4日食べずに、行ったそうです。祖父母は二人暮らしで高齢なので、そんな飼い主に負担をかけずにあっさりと去ったヒロの最期は実にあっぱれだと思う。そういう最期をヒロが自分で選んだんだと思うよ。病気でも寿命でも、天寿を全うする子たちは絶対自分で死に方選んでると思うんだよ、彼らが選べる範囲で。またそういうケースなのだなあと思った。あー、若い頃はじいちゃん噛んで病院送りにしたこともあったっけ…。ネコの傷はやばいという教訓、語り継いでいく所存です。

[ ]コンちゃん。
実家の父命名。俺や弟がどっかの動物園で買ったかおみやげでもらったかした年代物の指人形。実家でむーを遊ばせる古いオモチャを探していて、両親が発掘した。ボロボロ。なのにむーが気に入って、飛行機に乗って台湾に上陸…。コンちゃんの言うことは超聞くし、コンちゃんにはマッハで詫びるし、コンちゃんのベタなギャグには抱腹絶倒です。さっきも寝る前に「コンちゃん。でんしゃ。うくくくくって思い出し笑いしててもうマジで引いたわ。でもコンちゃんは俺らが操っていることは理解している様子(自らコンちゃんを持ってきて操作を依頼してくる)。わからねえ。つーかぶっちゃけ捨てたい。

りょーは初めて利用するホテルでいい子にして帰宅しました。ノバはいつもお世話になっているネコ屋敷ご夫婦との生活があまりに甘美であったらしく、自宅に戻ったのに逆に不安定気味で「向こうの生活がそんなによかったの?!帰りたいの?!あっちのおうちにっ?!」と俺に詰問されまくっています。

ノバとクロネコチン様の関係者の新顔黒猫がセキュリティのネコになっててものすごいことになっています。そしてネコなのにとにかく汚い。ちょっと撫でると指先が真っ黒になる。バイクか?あいつは黒猫の皮をかぶった洗車したことのないバイク?