たなばた

七夕って中国の行事じゃなかったのかなあ…

  笹ならぬ、竹ゲット

ノバの反応が想像通りで失笑した。
オットの祖父母の自宅は山にあり、敷地内に「庭っぽくしようと思ったけどあきらめました」的な山の傾斜の名残を留めるエリアがけっこうあって、週末に行ったら山には実は竹がわんさか生えていたので、七夕用にちょっともらって帰ると告げたところ、阿公と阿媽がヒソヒソ話を始めたのであった。「笹を…なんだって?今日なんの日って?」「知らね」みたいな。そして祖父は俺に向き直り「今日はちょうど庭師が来ている。月曜日に運転手に会社に届けさせればいいか?」いやいやいやいや帰りにちょっと切って帰るだけです、ちょこっと七夕の飾りをしたいだけですと言っても通じず。驚くべき話の通じなさ加減。

庭師がいるならとオットに「枝部分を50センチほど切ってもらってこい」と行かせると汗だくになった彼が持って戻ったのは竹ぼうきの柄に使えそうな立派な竹1メートルであった。絶句。それをトランクにぶっ込んで帰宅。

テレビラックのポールにくくりつけました。気休めにペットボトルに水を入れて挿したら、クルクルに丸まって虫の息の様相であった葉っぱがものの5分で復活してワッサワサに茂り、ドン引きしました。あんまり元気だと捨て難い。

 復活バンブー

そんな心配も杞憂でした。翌日猛暑の中お留守番させたらまたクルクルになり、もうダメっぽいです。切り口が上にもあるからな…。上の切り口に湿らせたコットンを被せて、ラップで覆って輪ゴムで止めましたがいよいよダメみたい。

それにしてもなぜ、義理家族は揃いも揃って七夕を知らなかったんだろう。帰宅後オットにネットの画像を見せたら「あ〜これか」っつってた。「七夕じゃん?中国のお話じゃないの?」と問いただしても返事ができないオットを見ながら、考えなしに子供を海外に出してなんのフォローもしないとこうなるんだなあと思った。

で、この1メートルの竹は、ゴミの日に出していいんでしょうか。