明日!!! 彼は真実を知る!!!

息子が妖怪あまのじゃくな2歳半なのでそこそこ日本語を理解しているくせに会話が成り立たないことが多々あります。

どうしてもこっちの指示を通さなくちゃいけないときのために編み出した秘策が「泣き落とし」です。ところかまわず泣くのです。「うわあああああんママもうおうちに戻ってお料理しなくちゃいけないのにいいいいいい」などと、要求を口にしながら顔を歪めて泣くのです。これが根はおっとり長男な息子に超有効。びびって焦って謝ってきて主張をひっこめます。

そこまではよかったんだけど(いや…このやり方がいいのかどうかはわかんないけど)、泣く俺に対して息子が言った言葉がさあ

「ママだいじょうぶよ。むーちゃんがおりょうりしてあげるよ?」 (いたわるように)

口だけ番長のオットに瓜二つで俺ドン引き…
DNAマジこえーわ。受け継がれちゃったわ、実際手を出す気はさらっさらないけどとりあえずその場を収める俺カッコイイ的なこと言っとけ、言うだけならタダ、実際はやんないけどな!マインド。あーあ。ごめんな将来の息子の嫁。孤立無援の結婚生活、がんばって!

そんな彼も明日から幼稚園!!! 追いつめられないと働かない女・俺ですので、夜なべして名前入れと入園グッズの個人化!!! 名前なんか書いたって読めないからな、あいつは!!! 名前シールはずっと前に準備していて発見され、シールで遊びたいと言われて「それは幼稚園で使うものだ。幼稚園に行く前は使ってはいけないのだ」と言ったため、今朝名前シール貼られまくった自分のアイテムたちを見た息子、青くなって俺に抗議。

「ママシールとって?これようちえんでつかうのよ?ぺったんしちゃダメなのよ?」

めんどくせえ…

ネットで探しまくった新幹線の名前シールなんだからさあダメ出しするより喜べよとイラッとしたものの いいんだよ…幼稚園に持って行くからお名前書いたんだよ…それがシールを幼稚園で使うという意味でさ…お友達のと間違えたら困るでしょ?だからいいんだよ…と説得を試みましたが「これぺったんダメよお…幼稚園でつかうのよお〜」と半べそになってきてしまい、もう万事休すで

「うるせえっ!!! 親はいいんだよっ!!! いいから向こうでトミカで遊んでろっ!!!」

キレちゃった 幼稚園にぶち込むまでの辛抱と、ここしばらく呪文のように唱えて数々のイライラに耐えてきたのにこんなことで理不尽ギレするとは自分でもビックリでした。むーも俺の剣幕に驚いてすっ飛んでって素直にトミカで遊んでいた。切り替え早ぇーよなあ。

「はちがちゅからようちえんいくのお〜?」 「そうだよ明日から行くんだよ」 「え〜あちたあ〜?あちたはちがちゅなのお〜?」 「うんまあ…8月みたいなもんだよ」 「あちたきんようびい〜?」 「いや…火曜日だけど」 「ようちえんいかない」 「えっ…行かないの?」 「いかないのお〜」 「あっそう…じゃあママ幼稚園にお電話するわ…」 「いくう〜ようちえんいくう〜」 「…そうですか…」 「びっくりしたあ〜?むーちゃんようちえんいかない、びっくりしたあ〜?」 「うんまあね…(ぐったり)

こんな不毛な会話とも(日に数時間は)おさらばよ!!!