AT 復帰してきました

ワンワンワワーン ワンワンワワーン

ジュディエルビス。あたしを覚えてた。ニコニコ。こいつらの顔と

 しらーん
 やだーん
 キッ
 誰ー?
 誰でもいー

全然違いますでしょ。うふふ。しわしわ攻撃〜

 いやーん

この姉弟はご縁があってふたりまとめてアメリカに行きますよん。

 にゃはー

ドロボウヒゲのほうが臆病で、シワシワするほうが要領のいいかんじ。俺の勘だとドロボウヒゲのほうが忠犬になる。

 ハンモックにゃん!!!

 片目だけどやんちゃにゃん!!!
 いっぱいにゃん!!!
 シャム混じり兄弟にゃん!!!
目付きのあやしい子がふたりいた。ひとりは「…えーっとキミは、ダックスフント…ですよね?」と聞き直したくなるようなどでかいダックスフントで、とにかく吠えて、しょーもないかんじ。飼い主が病気かなんかで入院してしまい家に置き去りにされたところを保護されたらしい。飼い主以外を受け入れられない犬は、捨てられちゃうと本当にもうどうしようもない。これではたぶん貰い手も見つからないだろう。

もうひとりは大きめの土狗で、ラブかなんかが混じってるかんじ。怯えた目をして、急にガブッときそうな顔つき。この子ももともと飼い犬で、あるイベントの帰りにATのブースに置き去りにされていたんだってさ。やばそうな顔だけど別に攻撃性はないらしい、が、散歩のあとでまたオリに戻そうとすると嫌がって咬むらしい。咬むんじゃん!(ツッコミ)

子犬の頃から人間に飼われた子ってやばい子多いよね。こういう犬に育ててしまったひとはどんな理由があっても絶対に遺棄しちゃダメだ。あたしは犬をこういうふうに育てない自信がないので、子犬は飼えない。

ATには過去に、薬殺処分するか役員で話し合いを持ってスタッフが泣き出すほどのマジでやばい犬がいたんだけど、その子はいま台中の某所で野生の猿を追う工作犬として立派に働いています。他の犬達が猿に慣れちゃってダレちゃってエサ食われてるのをぼんやり見てても、彼だけはアグレッシブさを失わず日夜猿を追っているらしい。人生どう転ぶかわからないです。でもそんなラッキーな結果だけじゃないです。実際彼のラッキーがたくさんの犬の被害の上にあるのも事実。

どんなふうに犬をしつけようが飼い主の勝手だけど、途中で手放すのは絶対にダメ!!!