確実に幼稚園で感染した場合は何割か払い戻しがあってもいいと思う

息子の熱は発熱した土曜の夜に下がりました。そして翌日には普段通りに。

ネットで調べまくったところ手足口病ヘルパンギーナに治療薬はない。対処療法。抗生物質も効かない(カゼと同じ)。数日で良くなるので本人が元気で全身症状がなければ登園可」とあったので登園して、熱が出たことを告げたら受け入れを渋られ、医療機関での確認を促されたのでそうしたらビンゴ〜腸病毒でした〜(台湾では腸病毒はよくある伝染病一般を指します)。1週間在宅隔離だそうですよ!なんで台湾のほうが日本より厳しいのだ。
手足口病ヘルパンギーナ(このふたつはウィルスと症状が似てる)に限って言えば、発疹(熱が下がると出る)が出ている間の感染力が一番強いと言われていて(日本のサイトや家庭用医学書にはそういう記述はなし)。それを根拠に発熱(2〜3日)とその後の発症&回復期(3〜4日)の7日間は登園不可にして感染を抑えたいらしいんだけど「治癒後も3〜5週間は排菌し続けるのになんで最初の1週間だけなんだ」と聞いたら「発疹が出てるとき(発熱後)に比べたら後の菌はたいしたことない」だって。その「たいしたいことない」に代表される緩い衛生観念が集団感染の原因では…。病院でもらった薬もイブプロフェンの消炎・解熱剤・痛み止めのための薬と発熱用の解熱剤だけでヤル気が感じられず(言いがかり)、あーあというかんじで帰宅しましたよ。

先週水曜日に幼稚園で確認されたのは手足口病だけど、息子は特定の病名はもらえず腸病毒でひとくくり。幼稚園からのお知らせにも「腸病毒」の表記だけ。これ台湾来て日が浅い日本人はわかんないだろうね。妊婦さんとか、字面から腸病毒=胃腸炎と思って知らずに手足口病に感染したら気の毒だよねえ…。やめたらいいのに「腸病毒」って名称。わかりにくいよね

で、自宅隔離なわけですが、犬の散歩とか屋外ならセーフだよねえ…。動物園は行ってもいいですかね…マイカーで行くんで…。コンビニ入るときとかはマスクさせるんだけど、マスクの内側が湿ると「濡れた」と言って取りたがるので何度も何度も拭いたり裏返したり超面倒。そんなふうに使ってるマスクにも意味があると信じてる涙。オットに「コンビニとかではマスク」と言ったら爆笑され「公徳心!さすが!日本人さっすが!」とバカにされつつホメられた(たぶんホメてた)。ここにも公衆衛生が未熟な理由が。

ところで感染源は完全に幼稚園です。だって土曜発症で潜伏期間3日じゃ幼稚園以外ねえもん。感染源の子供の名前まで割れてます。個人情報的にこういうのってどうなんだろうね… 名前は伏せたらいいと思うんだけど。知りたくないよこっちも。日本の幼稚園だったらフルボッコだろうなーと思った。1週間自宅監禁なんて共働きのご家庭どーすんだろ。恨みたくもなんだろ。専業主婦の俺でさえムダな労力とカネを返せボケナスと思ってるくらいだから。1週間ですよ1週間!子供は口が痛いと泣いてるし、こんなんでお互い様とは、頭で理屈はわかっていてもまだとても言えない。

※追記※ 夜になって全身に発疹が出始めたよー。解熱から発疹出るまでタイムラグあった。本人曰く体の発疹は痛くないそうです。口の方は一部痛みを訴え始めました。夕方りんごジュースを飲んで「おくちがぐじゅぐじゅする〜!」と泣きべそをかいたのを皮切りにプリンでも泣かれた(痛い擬音がぐじゅぐじゅなのか…と衝撃だった)。痛みを知っているだけに俺も困ってしまい、困った末に「じゃあ痛くないほうで食べたら…」と言ったらキョトンと泣き止んだのが印象的でした。「こっちで食べな…」とスプーンで口の反対側にプリンを突っ込んだら神妙な顔で食べて頷き「だいじょうぶ」と納得していた。日本語が通じるようになっていてよかった。反対側も痛くならないことを祈るよ。ほんとかわいそうだよ…。薬でなんとかなるぶん下痢とかのほうがまだましだよ…。これヘルパンギーナじゃねーかな。近所のひとによるとヘルパンギーナは中文の俗称で「口罩炎」っていうらしいよ。おっかねえネーミングだよ。イメージキャラクターを想像しただけで泣きそうだよ俺。