どんぐり

息子に絵本を読んでいたオットがふと「…どんぐりってなに…?」
あー台湾にはどんぐりないからなー。と言うと息子が「あるよ。たいわんどんぐりあるよ」ねーよ「あるよ」どこで見たのさ「こうえんよ。木のちっちゃいのよ。むーちゃんひろったのよ」それはむーが勝手にどんぐりって呼んでただけの別物です

山岳部な実父が近日中にまた山へ行くと聞いていたので電話でどんぐりを頼みました。虫が出てこないことを祈るばかりです。

息子は中国語ばかりの生活でも日本語がめきめき上達していて先週辺りから発達が目覚しいです。うるっさい。そのおかげで先月までミステリーソングだった幼稚園で習ったらしい歌の意味の謎も解けつつあり、きもちいい。

「♪いっがさっちゅでょーら、いっがさっちゅでょーら、びえでぃあお、びえでぃあお♪」としか聞こえず、きっとなにか数え歌的なアレで、橋かなんかに落ちるな落ちるなと言っているのであろう…おっかねえ…と思っていた歌がありました。実は続きがあり、先日いきなり「♪かたつむり〜」と続けたので驚いた。それも急に日本語で。でもかたつむり?!と聞き返したらちがうと。両手の人差し指を出し、クネクネして「毛毛蟲よ〜」。なに言ってんだこいつと怪訝な顔で自分を見つめる母に息子は続けて「2(er)〜は〜、小白兎よ〜」そこでわかった。

「♪一個手指頭〜一個手指頭〜,變了(變成)變了(變成)毛毛蟲」

たぶんこんなところだ。むーも「うんそうよ〜」とニコニコ。ああ〜謎が解けた。ちなみにこの歌は指の本数を増やすパターンで6番くらいまであるらしい。

あれ、でもさっきかたつむりーって言ってなかった?、と訊くとちょっと悩み、ちがうと。そして妙なイントネーションで「かったー↑つぅり〜↓」と言い直した。首を傾げる俺。そして息子「かったーつぅり〜は、毛毛蟲なのよ〜」 あー!キャタピラー?! 息子、一瞬悩んでから「そうよ〜。キャッター↑ピラ〜↓よ〜」 ちがうじゃねえか

毛毛蟲。外で見つけると異様に興味を示して、帰り道でも覚えてて見たがるほどだった謎も同時に解けたわ。すっきり。

英語の先生のマネもします。「イエ〜ス?イエ〜ス?」とか言って身を乗り出して同意を求めてくる。授業風景が目に浮かぶよ。