アゴ美とノバ

土狗の乗り物順応性は異常。

とゆうわけでマイクロチップがなかったしゃくれ子犬・アゴ美ちゃんです。


日曜日の夕方、家の外で絡まれました。りょーがガウってもニコニコ遊ぼう!遊ぼう!とぴょこぴょこ危なっかしく、なんとか撒いて散歩に行って帰宅したら家の前にいた…(無力感) 近所の家は元店舗兼住宅で古き良き台湾の大家族なので日中けっこう正面開けっ放しなんですけど、そこんちの小学生曰くその犬はそこんちに飛び込んできたらしい。クルマに撥ねられて死んじゃうより先に、呼ばれちゃうんじゃない…?捕狗隊を…

ATに電話したらTNRはやってくれるというので、その前に1週間の猶予を与えて新旧飼い主探しをして、ほんとにダメならTNR狗として避妊してリリースすることにしました。その旨を小学生たちに説明し、アゴ美を抱っこして家に入れたまではよかった

恐怖の番猫、カサノバ師匠が怒る怒る…

アゴ美をケージ入れたらもうずっとケージに張り付いてウ〜ウ〜シャーシャー怒って、アリーナ席でいじめまくり。ケージに入れられて何も出来ない子犬をそんなにいじめて、どうさせたいというのか…。アゴ美は拉致られケージに入れられして緊張マックスでピヨピヨハアハアしてて気の毒だったので、これ以上最悪なシナリオはないであろうと判断してすぐケージから出しました。動きまわる子犬にはノバもどうこうできないと思ってね。

 寝こけるアゴ

流浪生活で疲れたのでしょう、あたしの足元でこんこんと眠っていました。

子犬らしい行動と言ったら玄関の鏡を見てワフッワフッと警戒していたくらいで、おとなしいこと山のごとしでした。たぶんノバのせいもあるね、アゴ美が立ち上がると唸り、床に寝そべるまで唸り続け、寝そべっても据わった目で睨み続けてたから。2回ネコパンチも食らってた。鋭い1発が決まってアゴ美がキャキャ〜ンと鳴き声を上げて逃げたその背後から、助走つけて飛びかかろうとしてるノバを見たときは我が目を疑いました。よせばいいのにとっさに仲裁に入ったりょーまで殴られていた。割りを食うのはいつもりょーさんですなあ…

そう、りょーは「またか」状態でした。怒り狂うノバ、それを叱りつけるあたし、怯える子犬…。賢いアゴ美はりょーに指示を出しその場を仕切るあたしをボスとすぐに理解してました。りょーを近くに呼ぶと喜んでいました。賢い子よ〜。夜もケージに入れたすぐはピヨピヨ言ってたけど、すぐ静かになったし。折りたたみ式のケージなんで、暴れてるうちに折り畳まれて死んだかと心配したくらいすぐに静かになった。我が家でも新記録ものでした。

また野良に戻すの惜しいんだけど、誰か要らない?アゴ美。