奇行

次男には数々の奇行があるんだけど書くの忘れてたらほんとに忘れちゃった。そういうもんだよな子育てって。

いま@もうすぐ10ヶ月の彼のできる芸を書いとく。

  • 「ごっちーん、ぐりぐり〜」と言うとおでこをごっつんこして首を左右に振ってぐりぐりする
  • 柵につかまって立っているときに「1、2、3!1、2、3!」と声をかけるとタテノリでダンスする
  • 「ぱいぱいしょう(拍拍手)」で手を叩くが、片手がグー
  • 「ごんしーごんしー(恭喜)」でにぎった両手を振る。「ゴシゴシして」もごんしーと混同してしまう

で、今日ごはん食べ終わって汚れた顔を拭こうとして、でも拭かれるといやがるのでノリノリで「おくち拭こうねー、つぁーつぁーつぁー(擦)」と拭いてやったら、なんか表情がパァッと明るくなって、あたしの手からウェットティッシュを奪い、その手を伸ばしてあたしの口を拭いてくれたのであった。

天才か?うちの赤ちゃん、天才赤ちゃん?

そこまでなら心温まる親バカエピソードで済むんですけど、そこから彼は俺の顔だけに飽き足らず、手の届く限りのものを拭き出した。アハハかわいー、などと最初は目を細めてたんですが、テーブルを拭き、スプーンを拭き、おもちゃのマラカスを拭き、ストローマグを拭き出した彼の表情は真剣そのもので、非常に残念な感じで、わけのわからない底知れないかなしみのようなものを感じたのであった。

彼の拭き拭きブームは夜も続き、何かにとり憑かれたようにオモチャを拭く様子は親の目にも異様で、声かけらんなくて、そしたらしばらくしてキレて泣き出した。彼なりに目指すところがあって、理想に近づけなかったことに憤りを感じて泣くとは驚きだった。単純作業や挫折の辛さなんてまだ経験しなくていいよ…

息子ふたりに挟まれて寝るとき、長男(115センチ20キロ)見てから次男(80センチ弱9キロ)見ると、次男が芋虫人間に見える。フリークスなかんじ。長男はおデブで巨大な赤ちゃんだったが、次男は小さくて細くてバンボチェアーから逃げ出せる。兄弟でも違うもんだ