四面楚歌&おねえさん

似すぎててイヤだ

ぬらりひょん妖怪。Mさんから「頭頂部がソフトモヒカンっぽくてはなわっぽい」と指摘される。ヨーダの次ははなわかよ。しかしこの耳はもはや犬ではないですな…

■渡る世間はヤローばかり
りょーが守衛(男)全員を嫌うようになってしまった。

朝の散歩ではっちゃくに会ったのだが、目が合うなり逃げる逃げる。はっちゃくとはいい関係を築いていたのに!アタシもビックリ。はっちゃくもビックリ。「昨日あんたんとこのひとりが悪気はなかったんだけどこの子を驚かせてさあ。それからダメになっちゃったみたい」と言ったら、「えーボクは何もしてないじゃん!どうしてだよー今まで撫でさせたじゃんかー」とショック丸出しの意外な必死さでりょーに近づこうとするも、りょー逃げる逃げる。ああ、制服着てるからだ。みんな同じに見えるんだろう(実際俺だって最初は誰が誰だかわかんなかったもん)。そう言ったら、はっちゃく超悔しがってた。花形もダメ。花形は昨日の現場にいたからな。花形も「なんだよ別にぶったりしないよー昨日ビックリしたときだって誰かがぶったわけじゃないじゃないかー」と犬相手に弁解していた。口で言ってわかる相手じゃないのだよ…

困ったなあ。なんでだろう。声かなあ。声なら俺だって相当低いけどなあ。姿かたちの問題かなあ。俺だって割とでかいほうだけどなあ…。

■おねえさんとりょー
今日はMさんが遊びに来てくださいました。りょーは例によってドアが開くなりお客様に飛び掛り、情熱の限りをぶつけました。すみませんでした。Mさんは犬ベテランとあって、こんなりょーにも大きなココロで接してくれました。りょーデレデレ。

前回のYちゃんのときと違ったのは、りょーの諦めが良かったことです。あれでも。Mさんは犬慣れしていらっしゃるので、ゴハンやおやつをくれそうにないガードの固い客だということをりょーも早々に悟った模様。さらに犬慣れした遊び方でいて我が家とは違うルールなので、客なのに手ごわいと感じたみたい。もうゾッコン骨抜きにMさんに甘えつつ、慕っていました。トイレの出待ちまでしやがった。初対面なのに。ねー俺の立場はー?

Mさんが遊んでいるときにりょーの笑い顔に気付き、教えてくれてた。口を閉じていても角度によってはスマイル顔に見えるの。オカシイ。いつもアタシひとりで遊んでいると写真撮るヒマがないので、デジカメを出してきて撮りまくったのだが、光量が足りないのと動くのとで、どれもこれもポルターガイストな出来になってしまってゾッとしなかった。Mさんが上手に撮った写真をたくさん送ってくださったので、徐々にアップさせてもらいます。

Mさんがお帰りになるときにバス停までご一緒したら、通りすがりのバイクカップルがバイク停めながらガンくれてきたので「なんだアレ」と言っていたら、わざわざ目の前までやって来て、何かと思ったら「キレイな犬ねえ」とホメてくれたのでした。アレは絶対そういう顔じゃなかったのですが。耳がスペシャルだとかスタイルがいいとか毛皮がいいとか首輪も変わってるとかさんざんホメてくれた。何か買わされそうなイキオイで、プチ警戒しました。だってそういう顔で見てたんだもん最初。それにウチの犬はぬらりひょんはなわですから。ただのタイワン土狗なんですよと言ったら「それは違うはず」と一刀両断された。またか…。カップルの片割れの男のほうにりょーがビビらなかったのが意外だった。そいつスーツ着てたから、スーツって制服っぽいからダメかなと思ったんだけど。スーツはパパ(オット)も着るからか?嫌う男の基準が分からん。

治せるものなら治してやりたい。怖いものがあるなんてかわいそうだ。その対象が頻繁に遭遇するもので、おまけに怖がる必要なんかないんだからなあ。