ワンワンの基準&タイワン土狗と言ってくれ

上唇が余る

さむい…眠い…

■警戒警報
りょーが香田晋にもだいぶ慣れた。イヤイヤ触らせる。まず逃げるけど。

いつもの公園で放してやってしばらくしたら、奥のほうの石垣にひとが寝ていたのが見えた。ギョッ、遊民?!と思ったが、どう見ても「一休み中のリトルリーグのコーチ」な格好の普通の男性だったので、こんなところで寝ているのはどう考えても普通ではないのだが、そこはタイワンということで、生きているようだったので無視することにした。幸い園内には太極拳中のオバサンもいたので。

しばらく普通に遊んでいたりょーだが、トコトコ石垣のほうへ探検に行ってしまい、やべーな気付くかな、と思ったら、気付いたらしく、10メートルくらい離れた安全地帯から男性に向かってワンワン吠えやがった。ひー。男性は起きてジロリとりょーを見て、俺は焦ってりょーを呼んだ。りょーは一度戻ってきたのだが、また行って吠えた。なんなの。教えてくれたのだろうか。教えてもらってもなあ…。太極拳のオバサンが帰りそうだったので、俺らも一緒に帰ることにしてりょーを呼び戻しました。りょーは置いていかれるのが怖いのか、引き綱を見せると走ってきます。男性はまだ寝ていた。なんなのだ。オバサンは男性に気付かない様子でのんびり「キレイな犬ね〜」などと言っていた。不審人物のことを教えるべきだっただろうか…りょーのように。

散歩コースも朝が早いと、朝早いのに、道端で軽トラを止めて歩道で酒盛りしている原住民風(偏見?)のオジサンたちがいたりする。そういうひとにはりょーは吠えないでおおげさに避ける。山のほうで多く見かける超巨大なノラ犬でも見るだけなのに、なんであのひとにはわざわざ吠えたんだろう。

■物覚えのいい運転手さん
天母に行ったらミスドがいまだに大行列だった。どうかしてるよタイワンジーン。

帰りに乗ったバスで下りるときに、運転手に「お宅で飼ってる犬は何犬っていうの?」と訊かれた。ビックリ。聞き間違いかと思った。散歩中の俺を見たらしいのだが、犬連れてないのによく俺だってわかったな…。「タイワン土狗です」といつものように答えたが、「ああ、混血犬」と言い直された。なんでみんなタイワン土狗って言ってくれないのさーなにがいけないのさーどこが違うのさー。

鹿とかキツネとか言われるけどタイワン土狗とは言ってもらえない我が家のアイドル・りょーちんが先日おみやげに頂いたクマのぬいぐるみ、もらったそばから死んだのですが、昨日ついに中身の綿がすべて引き抜かれました。中から何かが出てくる様子が楽しかったらしい。器用に中身を取り出すんですよ。抜け殻になったクマでなにかできないかな、とふと思い立ち、ためしに中にホネオモチャを突っ込んだら超ウケた。犬って単純ー。ネコもけっこう再利用オモチャが好きだったりしたなあ。