12月12日…なんかの日?

待つ女

子犬カワイイ。

■腰が抜ける黒虎
散歩の途中に子犬がいて、子犬といってもだいぶしっかりしてきた大きさだけどまだまだあどけなく、かわいさ爆発中なのにいつも商店の前に出されている。放任主義と見た。耳の立った台湾土狗で、黒地にピンシャーやドーベルマンみたいなポイントがあり、そのポイントが虎斑というオサレさんな男の子。もちろんまだムケてません。ちっこいの見ちゃった。とにかくすっごいかわいいの。盗みたいの。

前回この子と会ったとき、りょーはよろこんで遊びをけしかけ、この子も喜んだにもかかわらず、間近で見たらりょーがでかくてビビったらしく、腰を抜かしたのでした。今日は2度目だから大丈夫だろ!と「子犬ワーン。あそぼうワーン」と言いながら遠くから近づくと、子犬ワンは立つことすらできなかったのでした。なんでじゃ。

なすすべなく女座りのままりょーにニオイを嗅がれ、ノリの悪い子犬にりょーは関心を示さず、なのであまりのかわいさに俺がいろいろ触るとされるがままで力なくしっぽを振り、りょーは「なにーふたりで遊んでるのー」と割って入り、子犬ワンはビビリながらのけぞり、のけぞりながら腹を出してひっくり返ったのでした。キミはたぶん番犬用にと期待されていると思うんだけど、そんなんでいいのか。子犬なムチムチぽんぽんを触りまくりました。りょーはにおいを嗅ぎまくっていました。子犬ワンはアテレコするなら「どうか命だけは助けてください…」とでも言いそうな顔でした。ああかわいかった。黒い犬は毛皮が柔らかくてツルツルでピカピカですな。デジカメ忘れて超後悔。

■ブラシがダメなら
毛皮といえば、りょーはブラッシングをさせません。ブラシを出すと遊ぼうとして、ブラシを噛んできてしょーがない。なのでいつもはシャンプー以外の手入れは、タオルで拭いてホコリを落とす程度でした。

で、先日フロ場で放置されていた「シリコン製マッサージグローブ」発見。セルライト対策に!という触れ込みの爆安価格150元。効くわけもなく、飽きてほっぽってあったのでした。これ使えねえか。

使えた。毛はふわふわと飛んでいってしまうけど、抜ける抜ける。これいいわ。りょーもひっくり返って「くるしゅうない」ってかんじでした。コレに慣らしてから、猫用に買って使わずじまいだったペット用グルーミンググローブ(ミトンみたいなやつで撫でると毛が取れる)を実家から盗もう。りょーは毛が薄いからちょうどいいブラシがわからないんだよー。

■キモイ男
ご近所の高級マンションにいるセキュリティ会社はここ半年で契約会社が変わった。

前の警備会社のときのセキュリティのひとりに、ばったり会った。最初誰だか気付かなかった。バイク寄せ停めて、イキナリ日本人みたいな挨拶するからうわこいつうぜ、と思ってムシした、その2秒後に思い出した。あーアンタか。ひさしぶり、みたいなことを一応言いつつ、そいつのあまりにありえない服装に驚愕してたら、そいつ

「このまえキミを見かけたんだよー!総統府とナントカ路のところで、公車から降りてきたでしょう!声かけようと思ったんだけど!」

やめて。

キモイ。超うぜえ。マジへこんだ。なんなのこいつ。かつては俺が適度に無視してたらそれ以上クチも利けなかったくせに意味わかんねえ。つーかそれ俺じゃねえし。シンガポーでもこういうことよくあった。キモイ男を寄せるなにかが出ているのか俺は。すっげーやだ。マジでイヤなんですけど!!!

セキュリティはカタギじゃないひと多いし、毎日顔あわせるし、その気になったら我が家の手薄な時間帯とか分かるから、まあいろいろ考えても、いくらイヤでもそうそう邪険にはできないわけで。そもそもそのセキュリティは俺らと何の関係もない。高級マンションに雇われているひとたちで。オットは俺がセキュリティと話すのをよく思ってないけど、そしてこういうことにもなり、じゃーどーすりゃええっちゅーねん。っちゅーはなしだ。あーあー。