近所犬&陽だまりりょーちん

実に犬らしいですね

号外。

りょーが子犬拾いやがった…!!!

そのままにしておけずに今、庭にいます。真っ黒なの。ちっこいの。どーすんだよ…

途方に暮れて子犬を抱いて帰路に着く俺は守衛たちに口々に
「えー2匹も飼えんの。貰い手なんてそうそう見つからないよ」
「イイ心がけだ!今冬だから保護しないと食べられちゃうもんな!」
「そのへん繋いどけば誰かほしいひとが持っていくよ」
「台湾では偶数の動物は飼っちゃいけないんだよ。だから2匹はダメだ」
などなど言いたい放題言われまくり、うろたえて子犬を下ろしたら自分で歩いて家までついてきた。俺の負け。ゴハンと寝床を提供。

オットに電話したら「3日でも1週間でも1年でもご自由に〜」だってふざけんな。公園の極道一家のスジかもしれん。明日朝イチでチェックする。

誰か犬要りませんか…

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犬三連発。

■三本脚
散歩中に三本脚のムクムクした犬に会う。

三本脚処理がちゃんとしていたので野良犬じゃないみたい。三本脚歴は長いらしく、脚が三本なんてことは彼にはどうでもいいことみたいに普通だった。逃げもせずに遠巻きに我々を見ていたので、「おいでおいで」と呼んでみたら、「行ってもいいけど」みたいなかんじでもったいつけやがった。りょーがニオイをかいだら萎縮していた。やはり大きさが問題らしい。あと健康状態とかかなあ。りょーはメスだけど、大きさと健康状態では普通のノラには勝てるだろうから。

なかなか味のあるムクムクっぷりの雑種で、脚が短く、オッサンくさくて、かわいかったです。

■ツブ子さん
ツブ子さんは近所の家の放し飼いダルメシアンです。

ダルメシアンなんだけどその面影は模様のみ。テキトウに飼うとこうなるのかダルメシアンは…という、カラダの線の崩れまくったやさぐれた熟女な雰囲気を放つツブ子さんは、冷静沈着で用心深く愛想はなくちょっとのことでは動じません。でもたまに飼い主がコンビニに出かけるときはスキップでついて行きます。その様子がなんというか、せつない。物分りのいい半ノラ門番犬をやっているけど、ホントはかまってほしいんだよねえ。

ツブ子さんは目が垂れていて充血しているのでなにを考えてるかよくわかりません。りょーがニオイをかいでもじっとしていて、ボディランゲージがないのでアタシもこのまま遊ばせるべきかりょーを退かせるべきか、判断に苦しみます。なにしろツブ子さんはデカイしあまりフレンドリーではないので。かといっていたずらに他の犬を攻撃するような雰囲気でもないんだけど。なんというか、器がデカイかんじ。ただものじゃないの。

■子犬ワン
今日も子犬ワンがいた。

子犬ワンは相変わらず、「ワーイでっかいおねえちゃん!遊ぼう!」と挑みかかってくるくせに、りょーがガーッと行くとたちまちぺターンと腰が抜けて「降参降参」する。「ホラりょー、子犬ワン怖いって。もう行こう」と退かせると、子犬ワンはしっぽがお尻に隠れた状態のカッコつかない臨戦態勢になって「いやまだまだ!」と挑発する →初めに戻る。くりかえし。子供はワケが分かりません。

りょーもデッカイ図体してるけどまだ子供だから、子犬ワンと遊んで楽しいらしい。でもりょーは遊びだすと「ガウガウ」言うから、傍目には、でっかい犬が子犬をいじめているようにしか見えず、ちょっとアレだ。子犬ワンはすぐ腰が抜けてしまうので、りょーが「オラかかってこい」とどつきまわすと、パン生地みたいに地面とりょーの間でクニャクニャ揉まれてしまう。そして子犬ワンの目も回っている様子で画的にかなり悲惨。でももう何度か一緒に遊んでいるので、りょーが危なくない犬だと知っていて、やりこめられて尻尾は隠れちゃうけどかなりしつこく挑発してくる。カワイイったらありゃしない。あー盗みたい。

たまにりょーを繋いで子犬ワンに触りまくる。6ヶ月くらいかなー。ムチムチで愛らしい。将来有望だ。はやく大きくなんないかなー。