子犬その後&ヒトヅマランチ

実り多い一日。

■子犬その後
子犬はいい子で一晩明かしてくれました。朝見たらすげえダニ。生きてるダニは黄色く、死んだダニは灰色…そんな知識がなんになる。ダニーと呼ぶ。

朝イチで公園へ行ったら案の定極道一家の子犬の黒いのが1匹減っていた。さあお帰り!家族のもとへ!とダニーをリリース(というか移動も勝手に歩かせていたのだが)するも、俺の足元でエヘエヘしてて行かない。極道一家が気付いてこっちに来たので俺は逃げたらダニーはあっという間に捕まって追い立てられ、公園をグルッと逃げて再び俺のもとへ戻ってきたのでした。「怖かったです!」とダニーは言った。あいよー…オマエそこんちの子じゃないわけ…?でもあの黒いヤツオマエにソックリなんですけど…

極道一家に返せばそれで一件落着と思っていた俺が浅はかでした。まいった。子犬を従えて歩いていると、近所のひとに何度も「2匹目はいかん!2匹はダメだ!」と自分のことのように言われまくる。この「2匹目はダメ習慣」は相当な意味があるらしく、かなり信じられているらしく、俺が考えなしに子犬を連れ帰ったバカさ加減よりも
「無知なガイジンヅマが2匹目を連れて帰ってしまった」
という事実に同情が集まったらしく、守衛がものすごい他力本願な提案をしてくれた。
「ウチのマンションに呉太太という愛心のひとがいて、近所の野良犬の世話をしている野良犬のプロなんだけど、そのひとが今まで毎回ウチで拾った野良犬の按排をしてくれてたから、そのひとに頼もう。犬はここに繋いでいきなさい」
…そんな、呉太太の意見も聞かずに置いてっていいもんなんでしょうか。「だいじょうぶ」と守衛。いやでもそうすると呉太太が来るまでに犬のことで守衛さんたちに迷惑が掛かるから、と言っても、「いいから置いてけ」。なぜか確信を持って言われてしまいました。ので、お言葉に甘えさせていただきました…。呉太太がダメなようなら言ってくれ、なんとかするから、とお伝えして。心当たりはあるようでないのだけど。でも子犬のうちのほうが貰い手が見つかる可能性は高いだろう。俺がモタモタやっててダニーがでっかくなっちゃうより、呉太太がなんとかしてくれることを祈ります…ダメならホントなんとかします…

申し訳ないので守衛にみかん差し入れした。これで済んだとは思ってないけど小意思です…

■マツユキヤスコ似のビジンヅマとランチ
台湾犬つながりで、ご縁あってお会いすることが出来ました。シックで朗らか。

たのしくランチを頂いて、茶ーしばいて、悩んでたコートまで一緒に見てもらっちゃいました。買っちゃいました。ああ…買っちゃった…言ってみるもんで15%オフになった…はやく寒くなあれ!!! (やけくそ)

空き巣のこととか犬の寄生虫のこととか、勉強になった。すげーお話上手。そのうえ台湾のご家族は相当な緑ときたもんだ!すごくないですか。ワタクシの台湾でのお知り合い運、すばらしいこと没話説で留まるところを知りません。おまけに飲める方だそうなので次回は行き着けのSで!!! (業務連絡)

ダニーは守衛のところでゴハンをもらっていい子にしてました。名は小黒。王道。