クルマ&映画&腰抜かせクイーン

ああたのしい

寒波が来てるってね。

■クルマ展覧会へ
昨日行ったのですが。入場料250元ってたけーよ。ワタクシはさほどクルマに興味がないのでおねえちゃんを見に行ったのですが!ところがだ!

おねちゃんがブス揃い!よくぞこれだけ集めたなブスばかりを!というブスブスブス大集合!踊れるわけでもない、クルマの横でバリエーションに乏しいポーズを取るだけの露出ブスたち…それにカメラだけでなくハンディカムまで向けるヤバめの男たち…。家族連れも多く、なんだか異様な雰囲気でした。タイワンのクルマ雑誌のブースの女どもが一番ブスで気の毒なほどでした。目のやり場に困ったよ実際。駅の抓葱餅屋の看板娘(既婚子持ち)のほうがはるかにうつくしい。適材適所という言葉を知らんのか。

今日見た中でいちばんおもしろかったクルマはコレ。クルマというか、スクーターというか、電動のキックしないキックボードというか。これに簡易ブースを取り付けたおにいちゃんがスイスイ乗っててコーフンした。でもお高い。20万は出せません。飛行場とかで見たことあるような、ないような。

でもまあ思ったよりおもしろかったですクルマ展覧会。各クルマ屋ごとの趣向を凝らしたトンデモ出し物がトホホで楽しかった。ホンダのダンスショーはいかがわしくてヘボくてやっぱりな〜と期待を裏切らなかった。いちばんビックリしたのがボルボのブースで、女王様系なコワめなビジンがボルボクイズ大会を仕切っていて大声で「●●馬力を誇るヨーロッパの高級車はー?!」 観客「ぼるぼ〜」 「声が小さあーい!!!」 観客「ぼるぼー」 「聞こえなあーい!もっと大きい声でえー!」と八百屋顔負けのシャウトで軍隊張りのコールアンドレスポンスを強要しており高級感まるでなしだったよ。いろんなクルマに乗れて、ドアの開け閉めひとつでクルマのつくりはずいぶん違うんだなあと、発見もありました。

でも250元は高いです。

■十七歳の天空
タイワン映画で、そこそこ好評だったやつ。シリアスなゲイムービーだと思っていたけど、半分コメディだったのですね。見れました。たまたまテレビでやってた。

主人公がふたりいるんだけど、ひとりはマブキ君とカトリ君を足して2で割ったようなキュートなヤング!!! もうひとりはタカハシカツノリとオイカワミッチーを足して2で割ったようなエロ&ニヒルなヤンエグ!!! …あたし今すごいフツーに『ヤンエグ』って言ったけど、死語?…まあいい。このふたりがタイペイの街を舞台に、ラブとはなにか、みたいなかんじで絡みます。見ないわけにはいかないでしょう!ゲイゲイエロエロしてなくて、おもしろかったよ。

■りょーは腰抜かせクイーン
公園に行ったら、河を挟んで向こう岸には犬がいたのだが、我々がいるほうにはいなかった。遠慮なくりょーを遊ばせました。対岸の犬を追うりょーを見て、邦画界が誇る稀に見ぬ駄作「マリリンに逢いたい」を思い出した。

するとそこへオフリードのワンコ連れのおじさんがやって来て、そのワンコがおっかない顔をしていたので、一応りょーを呼んで捕まえたところ、「没有関係」と言われたので、「そうですか?したら放していいですか?」と訊いたら、返事も待たずにりょーが飛び出した!まっしぐらに踊りかかってコンマ2秒でワンコをつっ転ばした!

ワンコは首の毛をボワボワにして、ビビって動けなくなってしまいました。飼い主のおじさんがどんどん歩いちゃってどんなに名前を呼んでも立てないのでした。悪いことした。おじさんはばつが悪かったのか、「うちのはまだ1歳になってないから、こわがりなんだ」と言いました。「うちのもまだ1歳かそこらで、付き合いを知らなくてすみません」とあやまりました。そんなビビリ屋のワンコをオフリードだなんて、勇気あるおじさんだなあ。結局ワンコはどうしても動けないので、あたしがりょーを退かせて、へっぴり腰で逃げるワンコたちがちいさくなるまで待ちました。りょーは実に悔しそうに悲鳴を上げました。ばかいぬー。

ワンコがかなり遠くへ行ってしまったのに、りょーはダッシュで追いました。バカ!もう勝手にしろ!と言うと、50mくらい向こうで振り返りました。その顔が
「あ、まだママが見えるからだいじょうぶね」
と言ってました。その証拠にまたダッシュでワンコに向かって走って行ったのです。「りょー!!!(怒)」と叫ぶとまたこっちを見たので、背中を向けたら慌ててダッシュで帰ってきました。顔だな。顔を見てるんだな。

それにしてもりょーは他の犬が大好きなくせに、遊び方を知らない。犬のメッカで修行を積ませないといけないかも。そのうち咬まれるかもしれない。あそこ行きたくないんだけど。