獣医でレントゲン撮って知った事実で大反省

大反省大会。

■りょーちん医者へ行く
目やにと脚のことで、オット帰宅後、病院へ行きました。前回見てくれた男のお医者さん(若い)がいたのでその方でお願いしました。獣医なのにピアスなの。しかも方耳ダイヤ。

目は原因はわからないけど少し炎症をおこしているから目薬出します、とそれだけ。原因はシャンプーだったり犬自身のマツゲだったりするそう。案の定問題は脚のほうでした。心配なのでレントゲン撮ってもらうことにしました。医者もその必要性に同意。

レントゲン室で「この台の上で犬を伏せた状態で患部をマットの上の十字にぴったりくっつけて固定」難易度Dのことを言うので「伏せさせることだけでもムリくさいです」と言うと医者が代わってくれました。しかしりょーが当然のようにイヤがりました。すると医者はあっさりあきらめ、「じゃあちょっと麻酔しましょう」。レントゲンで麻酔っすか!そんなオオゴトになるとは…。

体重を計った後ちっこい注射でチクッと麻酔されたりょーはみるみるガクガクになってへたりこみ、おろおろとシェイキーで俺も顔色を失いました。医者は笑顔で「立とうとするけど力が入らないから震えるんですよ」と教えてくれました。身も世もない状態でされるがままのりょーはさくっとレントゲンされました。お医者さんが防護服も着ないでX-Ray撮影に臨んだので他人事ながらおいおいだいじょうぶかよと思いました。代わってもらってよかったです。

診察台の上でブルブルのりょーを抱きしめて写真が出来るのを待っているとき、「あ、このチャンスに爪切ろ」と思い立ち(鬼)、爪切り貸してくださいと言ったら、併設されたサロンのほうのおねえさんが来てくれたのでやってもらうことにしました。いやー動けない犬の爪切りのラクなこと。おまけに医者にやってもらうより、サロン係のひとのほうが迅速でキレイに切ってもらえました。りょーは爪切り後にはかなり回復し、立てるまでになりました。さすが元ノラだなオマエ。

出来たレントゲンで見たりょーの脚は、折れた部分がなんだかモヤモヤしていてビックリしました。一度折れた骨は、切断面でちゃんとくっつかないと、ズレてくっつきます。ズレた部分はズレたままくっつかねばならず、するとそのなんだかモヤモヤしたものを出してくっつこうくっつこうとするんだそうです。いかんせん、モヤモヤにはもとの骨ほどの強度はなく、その接着面はもろいままなので、ムリをさせると痛くなったりするんだそうです。あー走らせた俺がバカだった…大バカだ…。

お医者さんは2つの選択肢をくれました。

  1. 手術する。へんなふうにくっついた部分を開いてまた折ってちゃんと付けなおす。手術は1〜2時間で、その後1週間入院して退院後はギブス生活になり、完治まで約3ヶ月。手術費用は約1万元。
  2. 手術せずに痛くなったら投薬してちらしてやりすごす。痛くさせないためには走らせないなど行動を制約する。

じゃあ手術でんがな!彼女の若さを3ヶ月犠牲にしても、その後のプリプリ期間を思う存分遊ばせてあげられるじゃないか。ウチに来てまだ3ヶ月だけどすでに痛くさせてしまった。この先彼女を走らせまいと心を砕くなんてツライ。りょーだってこれほどの遊びスキなのに走っちゃいけないなんて言われてはツライはずだ。そうだろうりょーちん。彼女は何も言わないけれど。その場で手術!とは決められず、手術ともなれば手をしばらく休ませなくてはならないので、とりあえず薬出してもらうことにしました。

脚のための薬を2種類と、目薬もらって帰宅。家でもタオルとかで包んで保護してやるように言われたのでした。そんな大変なことだったなんて。大げさムスメとか言ってごめん。りょーは麻酔がさめていなくて、クルマに乗るジャンプの力も入らないようで、おろおろしていた。かわいそうに。ごめんほんとに。悪いけどもう走らせないよ。それがオマエのためなのよ。

病院は夜なのにやたら混んでました。いい病院みたいでよかったです。

■ヤギミルク
ヤギミルクを飲むと肌が白くなるとかならないとか。

そういうアタシも先日オットのヒショ嬢がくれたCrabtree&Evelynのゴートミルクハンドセラピーっつーハンドクリームが超有効で、ヤギミルクすげー!!! と思っていたので最近ヤギミルクに興味があります。

獣医さんに行ったあと、りょーを家においてゴハン食べに出ました。もう8時過ぎてました。大直のメイン道路でパーキング探してたら、ある巷口で異様なもの発見。オットが「なにあれ?!」と言うので見たら、

ヤギ。

道端で自家製?ヤギミルクを売るオバサンが、ヤギミルクを置いたテーブルの脇に小動物用の柵だけのケージを出しており、その中にヤギがめえめえと!!! ヤギは柵に手を掛けた状態でオバサンの横で町を眺めていました。すげえ。ちょうどその日テレビで「黒心ヤギミルク発見」なんていうニュースやってたから、タイムリだなーと思いました。ヤギまで見せられちゃー、疑えねえよ。「じゃあ飲んでみろ!」とか言ってその場で絞られたらたまんねえなあ。(←やりたい) 大直おそるべし。

オットの祖父母もかつて山の家でヤギ2頭を放し飼いにしていたそうで、当時は周囲に農家がいっぱいあって、日中勝手に草を食べては夜になると帰ってきて、仕事から帰ってきた祖父母を出迎えるなどかわいかったと聞きました。が、この話には黒いオチがついてて、それは語るも涙なので割愛。