碧砂漁港

先日お客さんアテンドで、九イ分のあとでランチに碧砂漁港に行きましたの。

九イ分はいつも雨

「ここは『非情都市』っていう映画の撮影地でー」とお客さんに話していたら通りすがりの台湾おばちゃんに「城市!」とダメ出しされました。俺はなぜか晴れた日に九イ分へ行ったことがございませんよ。本当は台南へ行くつもりだったんだけど、台風で雨がひどかったので台北郊外ドライブに変更になったの。ゆえに九イ分。傘いらないから。

碧砂漁港
お食事

すんごいフレッシュだと、お客様にも好評でした!築地でも売っているものは捕獲から1週間とか経っているんだそうですね。日本にはこういうタイプの漁港ってないからウケますね。衛生面がアレだけど、まあアジアにしてはきれいなほうだよね、卓はビニールシート交換式だし。

碧砂漁港は地図で見て、九イ分から一番近い漁港だったので今回初めて行ってみたのですが、いつも行く宜蘭の漁港よりも空いていて、しかも安かった。料理もこっちのほうが上手かったです。レストランのひとたちがサバイバルに必死なのが印象に残りました。名刺を握らせながらその手を握って目を見つめて「魚が決まったら是非わたくしどものところへ!」と訴えかけ、最敬礼でお見送り…。すごい熱意でした。魚はいちばん人気らしい17番さんで購入したらそこのひとがお抱えのお店へ誘導してくれたんで、熱心なお店へは行かなかったのですが。

謎の魚たち

どこから見てもかつおなのに「鮪魚」って書いてあったり(灰色の魚の隣。1尾150元で鮪はありえねー)、その隣の灰色の魚はこれ、変な顔で、魚の名前が書いてなくて「皮をはいだ魚1斤80元」ってこれまた謎の投売り状態だし(そんな説明があるか)、細かく見てると謎が謎を呼びました。日本では見かけない熱帯の魚が多いから、日本人が行って「これなんの魚?」って聞いても会話が成立しないと思う。うちのオットもお手上げ状態だった。だから俺はいま、写真を見ながらネットで種類を調べているのさ。それもまた楽し。

写真をよく見てて気がついたけど、カンパチ1尾920元だなんてステキすぎじゃない…? こんど両親来たら行こ… ママに料理を作らせ、パパに刺身にしてもらおう…

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