カムバック赤ちゃん宇宙人だったころのキミ

本格的に歩き出した息子の体力と好奇心と自我の芽生えが憎い
差し出すスプーンを長州小力のような仕草で拒否し、返す刀で母に電話をかけるまねをしろと要求。ハイチェアにふんぞり返った息子から渡されたコンディショナーのチューブを耳に当て「もしもーし?出前おねがいしまーす!あかちゃんポストひとつ!ガチャ!ビターン!(チューブを床に捨てた音)やけくそ&殺伐とした母のオチに息子は怪訝そうに眉をひそめ、気遣い症のりょーは足元で「ママがイライラしてる!たいへん!たいへん!」と足踏みを始めるのでした。

「ダメ!」とか人間語で怒っても聞かねーくせに、ネコ語で凄むとオドオドして接近してくるのがまた腹立たしい

ついこの間まではダメって言われただけでびびって泣いてたくせに今じゃ涙も自在のウソ泣き使いの達人。こんな動物飼ったことない。本人はやりたいことがあるのに、言葉がしゃべれない&こちらの言葉の意味をあまり理解していないので要求をピンポイントで伝える術がなく、違うと怒って超泣くし、泣くから抱き上げたら視界が開けて壁のスイッチが目に入り唐突に照明のスイッチを押したくなってパチンパチンやる!と要求が増えパチンパチンやったところで本来の要求は別のことですから迷走&迷宮入りですよ。はやくしゃべれるようになんねえかな。それまで誰かかわってくんねえかなマジで。