しつけの苦労が俺を苛む

りょーはいやしい女です。食い物あるところには必ず来てへばりつきます。俺以外。
むーはキレイ好き&食べ物死守な性格だったので、りょーにむやみに食べ物を与えて彼女の悪癖を助長するのではという懸念は幸いにも回避されました。が、りょーのほうがあきらめない。むーがこぼすと思っていつも張り付いている。むーは食べ物を狙われているようでそれをイヤがる。りょーちゃんが近すぎると訴えて、何度も「Sit」の指示を出し、遠ざけろと訴える。

実際にりょーが顔を伸ばしてむーの食料を奪うわけでなし(テーブルの上のものには届くけど手を出さない)、むーも神経質なところあるからなあと思っていたけど、彼がしゃべれるようになってきて、むーは本当にりょーがウザいのだというのが伺えて、考えを改めた。りょーのせいで食事に集中できないむーもかわいそう。飼い主の俺がなんとかしなくては。←ミッション・メンドクサイ。

というわけで何年ぶりかくらいの真剣さでりょー説得。いいかげんにしろと。むーは本気でイヤがっている。見ててわかるだろう。おまえだって食事中ジャマされたらキレんだろと。久々のママの奥義・説得が出てりょーは自主おすわりで俺にお手をするほど萎縮しましたが、どこまで通じたでしょうね。ま、わからなければわからせるまでですけどね。

むーが家族に加わったことで、りょーの環境は変化していて、なのにりょーが優しい子なおかげで重大な問題が起きずにここまで来て、いままでなにも策を講じなかったあたしのせいでもあるのでその点反省しました。未熟で無能な飼い主でも従って生きなきゃいけない犬ってほんとにかわいそうな動物だよね…。来世で埋め合わせすることをここに誓います。